おばあちゃんのレシピノート_by iche

母が書きとめた祖母のレシピ。懐かしい味、驚きの味。

茄子と莢隠元の煮物

今日の孫はササゲで笑。

 

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〜茄子と莢隠元の煮物ーおばあちゃんの料理ノートより〜

茄子は塩一つかみ(少)を入れた水でゆでる。ゆで汁は捨てる。

隠元は洗い塩ずりし、沸騰した湯でゆでる。ゆだったら氷水にとり色止めする。

鍋に茄子、だし汁をひたひたに入れる。酒、しょうゆ、みりん、味の素少々で調味する。

茄子を中火で一煮立ちしたら、莢隠元を入れ、さっと煮て引き上げておく。

茄子に味が染みて煮汁が三分の一ほどになったら火を止め10分ほどおき、鉢に盛る。

隠元は余った煮汁をからめて茄子の横に盛る。

はじまりはここから

外で働く母に代わって、小さなころから育ててくれた祖母が亡くなりました。

 

といっても、高校生で家を離れたので、よく考えればその後は年に何回か会う程度だったのですが・・・

 

これは、まだ祖母が元気なころ、母が仕事を引退し、祖母と一日過ごすようになって、実作しながら書きとめたレシピです。

 

そこで、この中には、本当に懐かしい味もあれば、私の知らない味、きっと私が家を離れてから、祖母と母の母娘の時間の中で紡がれた味もあります。(カッコつけ屋さんの母の創作も入っている気もしますが・・・笑)

 

私もこのレシピを一つずつ作りながら、私と祖母の思い出をたどってみたいと思います。

 

いつも台所の椅子の上から見ていた、祖母の手際には及びませんが。