おばあちゃんのレシピノート_by iche

母が書きとめた祖母のレシピ。懐かしい味、驚きの味。

~肉団子の鍋-おばあちゃんのレシピノートより~

~孫のたわごと~ 子どもの頃、好きやったなあ~、これ。 今ほど肉料理ばっかりじゃなかった頃。 食べごたえがあって、あったかくて笑。 余ったタネは和風ハンバーグみたいにごま油で焼いても良し。 大葉を貼ってお酒とお醤油同量のタレで洒落オツに笑。 材…

梅干し

本当はこれがこのレシピノートの最初の料理。 やってみるまではなんだか心理的ハードルがあって、異様にタイヘンそうだったけど、やったらカンタンにできました笑。 今年は1.5キロで。 ゆかりもできてシアワセ〜^_^ ~梅干しーおばあちゃんのレシピノートよ…

鰯の団子汁

大好物、ですわ笑。 昔、日本人が1食に100グラムもお肉を食べなかった頃。 たんぱく質は子どものご馳走でした。 ネギはあえて入れないのが我が家流。祖母的には却って魚臭さを立たせてしまうと言ってました。 すまし仕立てですが、生臭みが気になるかた、ま…

蓮根の団子汁

孫はなぜだか「団子汁」系列が好きだ。 鶏団子、鰯のつみれ、すいとん、自然薯、ニョッキ、ダンプリング・・・あれ笑? そんな傾向のもとになったのがこれかも。 レンコンの団子汁。 祖母は金沢育ちだったので、レンコン料理が得意で、よくこの団子汁を作っ…

冬瓜と打ち豆の煮物

挑戦笑。 子どもの頃、よく台所の手伝いをさせられた。 淡竹の皮むき。 干し鱈を手で細かく裂く。 面取り、笹がきの練習。 ペルシャ絨毯じゃないけど笑、子どもの小さな手や細い指の方が、上手くできる作業もある。 最たるものが打ち豆作り笑。 台所の床に新…

赤芋茎の酢の物

さて孫の大好物笑。 「赤ずいき」。 東京では「いもがら」というみたい…「いもがら」って干したヤツだとばかり思ってました。 近所で大束を見つけて、思わず… 皮むきはチョット爪が黒くなるけど、納得の味。皮をむいて売ってるのもあるみたい。 ただ、大量に…

沢庵漬けと大豆の煮物

今日はちょっと悲観的な孫の一言。 容易には再現できない味・・・というのもあったりする。 たとえばこれ。 田舎では「田舎煮」京都では「ぜいたく煮」(一度漬けた沢庵を煮くので)というこの煮物。 古漬けの沢庵の酸味と、香ばしい大豆の味がして、何とも…

茄子と素麺の冷たい煮物

〜茄子と素麺の冷たい煮物ーおばあちゃんのレシピノートより〜 中茄子4~5本 素麺2把 干し貝柱(小なら10~12ケ)5~6ケ 干し貝柱は水に浸け戻しておく。つけ汁はだし汁として利用。茄子は縦半分に切り皮目に浅く隠し包丁を入れ、水に放し灰汁抜きをする。 …

薄揚げの大根おろし和え

子どもの頃は好きじゃなかったのに、オトナになると好きになるもの、ってある。 私の場合は押しずしとか。 これもそんな感じ。 薄揚げの焦げ目と大根おろし、二杯酢の酸味。 今ならちょっと七味も添えて。 この「オツな感じ」が子供の頃はわからなかった笑。…

焼き茄子

ウチで焼き茄子にしていたのはかなり巨大なナスでした。 都会でなあまり見ませんが、しょっぱめの味噌で炊きたてごはんに最高。 (今ならビールかな?笑). 〜焼き茄子ーおばあちゃんのレシピノートより〜 茄子には串等で小さく穴をあけておく。(※孫の一言:普…

長芋の煮付け

うちでは短冊よりこちらが定番。 新潟のお友だちも炊くそうなので、北陸の味なのかもしれない… 〜長芋の煮付けーおばあちゃんのレシピノートより〜 長芋 1本 だし汁 醤油 大さじ1 酒 大さじ1 みりん 小さじ2 味の素 1.長芋のひげは火で焙り取ります。水でき…

唐揚げのコツ

ウチの唐揚げは塩こしょうと小麦粉だけのシンプル味。 今でも時々作るけど、子どもの頃はもっと食べられたのになあ… 祖母のレシピを見返すと、これ、加齢じゃなくて腕でした…笑。 〜唐揚げのコツ〜 油の温度は180度(菜箸を入れて箸全体から泡が出るのが目安…

ぜんまいと焼豆腐の煮物

昔、田舎ではよく家々の前にいろんなものが干されていた。 ぜんまい、大根、菜っ葉、etc.etc... 中学生のころ、同級生の家の前でぜんまいと一緒のござの上でご長寿で有名なひいおじいちゃんが日向ぼっこしていて笑。 鞄を振り回して歩いていたら、空を見上げ…

夏大根とみがき鰊の煮物

〜夏大根と身欠き鰊の煮物ーおばあちゃんの料理ノートより〜 少し辛みのある大きめの大根1本 よく干したガラ鰊4~5本 鰊は米のとぎ汁に一晩つけておく。翌朝きれいに水洗いし骨などを取り去る。 一口大に切る。 鍋に水を入れ鰊を入れる。沸騰したら鰊を引…

茄子と莢隠元の煮物

今日の孫はササゲで笑。 〜茄子と莢隠元の煮物ーおばあちゃんの料理ノートより〜 茄子は塩一つかみ(少)を入れた水でゆでる。ゆで汁は捨てる。 莢隠元は洗い塩ずりし、沸騰した湯でゆでる。ゆだったら氷水にとり色止めする。 鍋に茄子、だし汁をひたひたに…

はじまりはここから

外で働く母に代わって、小さなころから育ててくれた祖母が亡くなりました。 といっても、高校生で家を離れたので、よく考えればその後は年に何回か会う程度だったのですが・・・ これは、まだ祖母が元気なころ、母が仕事を引退し、祖母と一日過ごすようにな…